信大病院(松本市)の内科などが入る病棟で、患者4人と職員1人の計5人がノロウイルスに感染していたことが2日、分かった。感染したのは20代の職員と、50−70代の男女の患者。全員快方に向かっているという。同病院内で5人以上の感染を確認したのは初めてという。
同病院によると、この病棟(48床)の患者3人が1月31日、下痢の症状を訴え、検査の結果、うち2人からノロウイルスを検出。今月1日、新たに2人の患者の感染を確認した。下痢を訴えて休んでいた職員は、2日までに感染が確認された。
同病院は感染拡大を防ぐため、患者を個室に隔離。面会制限などをした上で、トイレなど病棟内を消毒し、患者らに手洗いを徹底した。2日以降は感染者は出ておらず、感染制御室は「消毒などにより感染の拡大は抑えた」としている。感染経路は特定できなかったという。
同室の本田孝行副室長は「今後は職員とともに患者にも、手洗いなどの予防教育をさらに徹底していきたい」と話している。県松本保健所によると、ノロウイルス感染に関して病院に報告義務はない。